食器棚の収納方法について(基本編)
今回は前回のレッスンに続き、キッチンの中にある事が多い食器棚の整理収納(基本編)についてご紹介したいと思います。
食器棚は、毎日何回も開け閉めし、使用頻度の多いモノですよね。ですが、そんな中にもこの1年間使っていない、もしくは、存在を忘れていた…、なんて物も眠っていないでしょうか?
まずは、食器の整理をしましょう。
安い、高い、ではなく気に入っているか、使いやすいかどうかを基準に自分が所有したい、と思う物だけを厳選することが大切です。
もちろん、2軍の食器や、悩んでしまうモノもあっても大丈夫です。
少し前の我が家の食器棚の中の物の配置です。
ポイントはいろいろありますが、3つお伝えします。
① 使用頻度の高い1軍食器は、自分にとって最も使いやすい場所に、余裕をもって収納しましょう。
目線から腰高位置の高さはゴールデンゾーンです。
出し入れしやすい場所には、毎日使うような使用頻度の高い食器を収納しましょう。
我が家の場合は、右側に真っ白な普段使いの食器、左側には和食用の食器を入れています。
洋食用、和食用と分ける事で、1回に使う物が1段に収まる事が多く、出し入れがラクになります。
見た目にも統一感が出てキレイに見えますよね。
② 背の高い物、割れやすい物は引き出しよりも棚板に収納しましょう。
高さがあり割れやすいグラス類は引き出しではなく、棚板に収納しましょう。
また、同じ用途の物(例えばシャンパングラス)なら、横に並べるのではなく、手前から奥に向かって縦1列に並べると、使いやすくなります。
また、高さの高いグラスと、低いコップを同じ段に収納する場合などは、この字ラックなどを用いて、低い物は2段にして収納すると収納力がアップしますよ。
③ 引き出し収納に大皿を収納する場合には、ファイルボックスなどを活用し、立てて収納すると便利。
食器棚が引き出し式のタイプの方は、1番下が深い引き出しだという事が多いと思います。
深くて大きな引き出しは、ファイルボックスなどを活用し、お皿をたてて収納するとととても便利です。
同じシリーズのお皿でファイルボックスを区切るといいですね。
また、奥行が少し余るようなら、後ろ側に大きなトレーやアンダープレート、ランチョンマットを入れるのもいいですね。
食器棚に、食器だけではなく、よく使うレシピを収納したり、ちょっとした文具類を収納されている方も多いです。決まりはないので、ぜひご自分なりの便利な使い方を見つけて下さいね。
食器棚は、家事をする人にとっては相棒のような存在です。
限りあるスペースなので、不要なモノをため込まず、気に入った物だけに囲まれて過ごしたいですね!